大村市北部を流れる郡川。

 

多良山系を水源とする全長15.9キロメートルの県内代４位の２級河川です。

 

大村湾へと注ぐ河口付近では毎年お盆を過ぎる頃「うなぎ塚」漁を楽しむ人で賑わいます。

 

 

 

「うなぎ塚」漁は、川底に石を詰み「塚」を作ります。　

その塚に入り込んだうなぎを「うなぎばさみ」を使って捕まえる、大村に伝わる伝統的な漁です。

 

うなぎは淡水から海水に体を慣らすため、汽水域で一定期間を過ごします。

その際「うなぎ塚」を住みかとするのです。

 

 

 

「塚づくりはきつかばってん、うなぎの入っとった時は　何にも変えられんぐらい嬉しかっさね」、

と皆さんおっしゃいます。

 

 

「うなぎ塚」は毎年8月16日に権利の販売が行われ、購入するとだれでも「うなぎ塚漁」を楽しむ事が出来ます。

 

このうなぎ塚漁は、12月頃まで見る事が出来ます。

 

 

また夕刻には、沈む太陽が大村湾を照らす光景を見る事が出来ます。

 

自然豊かな大村市へ是非お越し下さい。

 

 

 

 

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